Google AdSenseの審査に通らない!その際に確認するべきポイントまとめ

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GoogleAdSenseの審査について
この記事はこんな人向けは
  • ブログをはじめたばかり
  • AdSenseの申請をしたが審査に落ちた
  • どこを改善すればよいのか?

ブログをはじめたら考えるのが収益化。そのなかでもメジャーなのがアドセンスでしょう。

Googleアドセンスはアフィリエイトのように申し込みをしてもらう必要はなく、広告のクリックだけで収益が発生します。このような点から、収益化の第一歩として考える人が多いようです。

しかし、Googleアドセンスには審査があります。この審査に通過しない限り、自分のブログに広告を貼り付けることができません。ただ、一度審査に落ちたとしても、再度申請をすることができます。もちろん、前回審査に落ちた理由を特定して改善することが必要です。

おちゃ

WEB業界に勤めていた筆者が、Googleの思想を踏まえて、AdSenseの審査に関するポイントを解説します!

原因の特定をしないまま、何度申込みをしても同じ結果になってしまいます。そうなると時間がもったいないので、一般的にどのような点が審査落ちに繋がるのか、ある程度のアタリを付けておきましょう!

目次

Google AdSenseの審査に通らない理由は?

GoogleAdSenseに通らない理由は、Googleが掲げる情報の質を満たせていないからです。これはGoogleの考え方を知る必要があります。Googleはインターネット上に巨大な図書館を作ろうと考えています。その図書館は、利用者の役に立つものではありません。

そうなると、掲載している情報は有益であり、もちろん利用者が不利益を被るものであってはいけません。このような安全性を保つためにも、Googleは日々インターネット上を回遊して、監視しているのです。Google AdSenseの広告もまた、一定の信頼性があるブログでないと掲載はできません。つまり、シンプルに言うと、「そのブログ良いブログなのかどうか」というのが審査されるわけです。

この良いかどうかを判断するための項目というのが、いくつかあるので、審査を受ける前に改善しておく必要があるでしょう。これについては、何をやれば絶対に受かるというのはありませんが、客観的に見て、それが満たされているのかどうかをしっかりと考えて改善に努める必要があります。

GoogleAdSenseの審査に通過するための必須項目(サイト編)

GoogleAdSenseの審査に通過するためには、記事(コンテンツ)を作る前にサイトそのものを整える必要があります。必須項目が満たされていないサイトは、質が低いと認識されてしまうので、せっかくコンテンツを書いても審査に落ちてしまいます。まずはご自身のサイトを見返して、なにか足りていないポイントは無いか考えてみましょう。

チェックポイント
  • 独自ドメインでブログを構築する
  • お問い合わせフォームを設置する
  • プライバシーポリシーを明記する
  • SSL化(https://~)をする
  • 運営者情報を記載する

①独自ドメインでブログを構築する

ドメインとは端的にURLだと考えてください。独自ドメインとは、自分の好きな文字列のURLを指します。独自ドメインでブログを構築するためには、サーバーの契約と独自ドメインの取得サービスを利用する必要があります。独自ドメイン以外でいうと共有ドメインがあります。「https://ameblo.jp/◯◯◯/」という感じで◯◯◯の部分を決めることができるのです。

共有ドメインは、一般的に無料ブログだと考えてもらえればOKです。一部、はてなブログなどの無料ブログでAdSenseの審査に通過したという話もありますが、無料ブログは審査に通りづらいという話もあがっています。そう考えると、多少のお金はかかりますが、独自ドメインでブログを構築したほうが良いと考えます。僕も独自ドメインでブログを構築しています。

※補足:Google AdSenseの初回アカウント作成のときに無料ブログだと弾かれるようです。そのため初回は独自ドメインでGoogle AdSenseのアカウントを取得して、その後無料ブログでアカウントに無料ブログを紐付けるみたいな感じにすると良さそうです。

独自ドメインでブログを構築する方法については、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。また、その他にも「ブログ制作」というカテゴリーで記事を書いているので、お役に立てると嬉しいです。

②運営者情報を記載する

ほとんどのひとは、既にやっているかもしれませんが、運営者情報はきちんと記載しましょう。このサイトはどんなひとが書いているのかを明記してください。例えば、「プロフィール」という固定ページを作成して、そのなかに筆者の情報を記載することが有効です。また、サイドバーにアイコンやプロフィールを記載しておくと、運営者が明確で良いと思います。

最近のGoogleは、誰が発信しているのかを重視しています。インターネットには本当の情報も嘘の情報もたくさんあります。そうなると見る人は何を信じてよいのかが分からなくなります。そこで、一定の情報の担保になる発信者情報があると、その参考の指標にもなりうるため、重視していると考えられます。

そうなると、身分を隠してブログを書きたい”副業サラリーマン”は不利なんじゃないか?と思うかもしれません。確かに、SEOで誰にも負けないためには、顔出し+元々その界隈で実績を上げていることが重要です。しかし、AdSenseの審査に通る・通らない問題においては、ペンネームでも大丈夫です。

完全に身バレするような情報を出さなくても、一定の情報を掲載するだけで良いです。僕自身はプロフィールページ(まだまだ完璧ではない)+サイドバーに軽く経歴を記載しているだけでした。すべてをさらけ出す必要はありませんが、ブログの趣旨にマッチした内容を記載することで、読み手の参考になると思うので書いておきましょう。

③プライバシーポリシーを明記する

プライバシーポリシーとは、ブログを運用するうえで取得した個人情報の取り扱いについての決め事です。GoogleAdSenseは必須コンテンツとして、プライバシーポリシーを明記することを指定しています。


・サイトのプライバシー ポリシーについて プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。

・ Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。

・ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。

必須コンテンツ – AdSense ヘルプ

端的に説明すると、Cookie(クッキー)を使って広告配信をしていますよ。ということを伝えるということです。GoogleAdSenseは、ブログ制作者が決めた広告ではなく、自動で広告が表示されます。では、どんな広告が表示されるのかというと、読者の興味に基づいた広告です。

この読者の興味というのが、そのひとのこれまでの検索や閲覧データを元に、こんな広告が合うだろうとGoogleが推測して表示します。これはひとによっては嫌だなと感じるひともいるので、AdSenseを利用する際はきちんと掲載する必要があるのです。

そのほか、Google Analyticsをはじめとしたアクセス解析ツールを利用するのであれば、それも明記しておく必要があるでしょう。近年インターネットでは、情報の取り扱いについてうるさくなってきています。きちんと情報の取り扱いについて書いて、きちんとしているサイトだなぁとGoogleに認識してもらいましょう。

④SSL化(https://~)をする

SSL化とは、端的に言うと、ブログのURLをhttps://~で始まる状態にすることです。SSL化をしていないと、http://~で始まるサイトになっているはずです。ひと昔前までは、httpのサイトも多かったのですが、ほぼSSL化されているサイトとなっています。また、SSL化をしていないサイトは、SEOで上がってこないとされています。

SSL化とは、そのサイトに訪れているひとの通信の情報を暗号化するというもの。インターネットでは、IDやパスワードなどさまざまな情報が飛び交っており、これらを盗み取ろうとしているひとも多くいます。このようなリスクを回避するためにも、SSL化は必要です。

Google AdSenseの審査でも、「一定の信頼できるサイトなのか」「安全なサイトなのか」といった点は重要ですからSSL化はしておきましょう。SSL化の流れについては、以下の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

⑤お問い合わせフォームを設置する

自分のブログにお問い合わせをフォームを設置していないと、AdSenseの審査に落ちるでしょう。正確には、お問い合わせフォームというよりも連絡ができる手段を用意することです。Googleが考える信頼できるサイトとして、連絡が取れる状態であるということは大切なことです。

何も連絡が取れないサイトであると、どこの誰が書いているのか怪しくなる一方です。読者が記事を読み、それについて疑問を感じたら質問できる状態にしておくことで信頼できるサイトと認識されるようになるでしょう。なお、連絡できる感じであればどの手段でも良いと思われます。

個別ページにお問い合わせフォームを設置するのも良いですが、面倒であればメールアドレスの記載やSNSでも問題ないとされています。AdSenseの審査が心配だという方は、独自に個別ページを作って、フォームを設置するのが良いでしょう。ワードプレスのプラグインやGoogleフォームを使えば、かんたんに作成することができます。

GoogleAdSenseの審査に通過するための必須項目(コンテンツ編)

GoogleAdSenseの審査前にサイトを整えたら、今度はコンテンツ(記事)が拡充されているかどうかを確認してみましょう。上記で挙げた必須項目は、必ず整えておくポイントですが、ここからの内容は具体的にこうすれば受かるというボーダーラインが人によって異なるので、難しいポイントです。

しかし、客観的に見てこのサイトはコンテンツが充実しているな~と感じられるサイトであれば審査に通過すると考えられるので、一度しっかりと確認しておく必要があるでしょう。

チェックポイント
  • ポリシー違反をしない
  • 質の高いコンテンツを作り上げる
  • 一定数のコンテンツを公開する
  • アフィリエイトは一旦やらない

①ポリシー違反をしない

Googleが掲げるポリシーに準拠したコンテンツづくりをしないと、AdSenseの審査には通りません。Googleは広告を載せる以上は、ある程度優良なサイトに絞らないといけません。そうしないと、広告主から苦情が来るからです。どのクライアントもとても悪質(不健全)なサイトには広告を載せたくありません。そのため、優良なコンテンツが投稿されているサイトでないとアドセンスの審査に通過しないのです。

ちなみに、Googleが掲げるポリシーを守らないと、審査に通過したのちにBANされる可能性があるので注意しましょう。審査前も審査に通過したあとも、健全なサイト運営をするように心がけてください。

具体的なポリシーについては、Google AdSenseヘルプの「Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー」と「Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ」に詳細が書かれています。主なNGコンテンツをザッと以下で紹介しますが、アドセンス審査に申し込みする前に本家本元のポリシーは確認したほうが良いでしょう。

NGコンテンツ
  • 違法なコンテンツ(違法なことを助長するサイト)
  • 著作権を侵害しているサイト
  • 絶滅危惧種の製品で作られた物を販売するサイト
  • 危険または中傷的なコンテンツ
  • 不正行為を助長するサイト
  • 誤解を招くサイト(一攫千金とかも)
  • 露骨な性的描写や児童虐待的な表現
  • 衝撃的なコンテンツ(血とか生々しいもの)
  • 銃とか爆破物なども危険なコンテンツ
  • タバコ、ドラッグ、アルコール類など
  • ギャンブル系のコンテンツ

など

参考:https://support.google.com/adsense/answer/9335564

②質の高いコンテンツを作り上げる

Googleアドセンスのコンテンツポリシーを確認したら、記事を作りましょう。ポリシーに違反している系のサイトである場合は、サイトそのものを考え直す必要がありますが、違反しないジャンルならさっそく作ってみましょう。

質が高いコンテンツというのは、読者が知りたいと思う記事のことです。まずテーマを考えたら、それに沿った情報で記事を作ると思いますが、「こんな情報を載せたら読者のためになるだろう」というものを載せてください。他の記事には書いていないことや独自の目線で文章を作るとさらに良いです。

また、文字数についても注意が必要です。500文字などの軽い文章では、質の高い記事とみなされないので注意しましょう。だいたいのブログを見てみるとだいたい2,500文字くらいは書いていると思います。どんなに少なくとも1,500文字程度はほしいなと個人的には感じます。

ただし、ただ単に文字数が多いだけでは意味がありません。文字を単に増やすために、ことばじりでなんとかするというのは意味がありません。シンプルに情報量を増やすことで、自然と文字数が多くなったというのが理想です。

まず記事を書く際には、他のひとがどんなことを書いているのかを確認してみましょう。他の人の記事を読んで、「あ、この要素も必要だ」と感じたら自分の記事に盛り込んでみましょう。もちろんコピペは厳禁です。この要素が必要だ~と感じたらその要素を入れるものの、自分の言葉で自分の考えを述べるというのを意識してみましょう。

③一定数のコンテンツを公開する

Googleは、アドセンスの審査で質を見ますが量も見ます。正確には、一定数の良質な記事が上がっていないとダメということです。例え良い記事が公開されていたとしても、その他の記事がダメダメであれば、サイトの評価は上がりません。

なかには、数記事だけで合格した~と自慢気に語る人がいます。またその一方で30記事も書いて申請したという人もいます。ひとによって記事数は異なってくるので、一概には言えませんが、私個人の意見でいうと10記事くらいが良いと思います。

完全に主観ですが3記事は少ない印象です。30記事は逆に審査に通らなかった際に、どこに問題があるのかを特定するのが大変です。私自身、10記事で審査に通過した経験から、10記事くらいが良いという印象です。

④アフィリエイトは一旦やらない

アフィリエイトリンクが貼り付けてあると、Googleアドセンスの審査に落ちる原因となります。これはGoogleアドセンスの仕組みを考えると見えてきます。

Google AdSenseは読者の興味関心にあった広告を表示します。しかし、他のアフィリエイトリンク(広告)が貼ってあると、その影響でGoogleアドセンスのパフォーマンスが落ちるとされているのです。

なお、Google AdSenseの審査に合格したらアフィリエイトと併用するのはOKです。そのため、アドセンスの審査に通過するまではアフィリエイトは我慢しましょう。

Google AdSenseの審査に落ちたときの対処法

Google AdSenseの審査に落ちてしまったら、広告を貼ることができません。しかし、アドセンスの審査は何回でも申請することは可能であるため、ブログを修正したのち、もう一度挑戦することは可能です。 

修正をするといっても、自分で問題となる箇所を考えて、修正しないといけません。Google AdSense の審査では、どこの記事がダメだとか、ここを直してくださいというような指摘はくれないのです。

まずは、この記事内で説明していた必須項目が、自身のブログにあるのか確認してみてください。紹介した項目は全て条件を満たしておく必要があります。どれか一つでも満たしていない場合は審査に落ちてしまうでしょう 

審査に落ちた理由にあわせた対策を取る

Google AdSense の審査に落ちた場合、Google は問題となるページは、教えてくれませんが問題点は教えてくれます。具体的には以下のような点を指摘してくれます。

キャプション
  • 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)
  • 価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)
  • 価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)

コンテンツが複製されているサイトとは、同じような記事がたくさん投稿されているサイトです。 

Google が考える評価の高いサイトというのは、どの記事も独自性が高く、読んでいてユーザーのためになる記事がたくさんあるこが条件です。しかし、その記事はコピーされたものがたくさん上がっているのでは意味がありません。

記事を作成するうえで、注意するポイントは、タイトルやディスクリプション、テキストが似たような内容になっているのか確認することです。

対策としては、似たような記事がある場合は、どちらか一方を消す。またはひとつに統合するようにしましょう。

価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)

ブログに記事を投稿しているにも関わらず、コンテンツが存在していないと Google に判断された場合は何らかの問題があると判断できます。

例えば、短い場合はコンテンツが存在しないとみなされる可能性があるのです。

そのほか、代表的な事例としては、コンテンツがインデックスされていないということです。インデックスとは、その記事がGoogle検索に認識されているという状態です。検索者の意図に沿った内容の記事であれば、検索結果上に表示されます。

しかし、記事を公開して間もない状態だと、その記事がインターネット上に存在すると認識されていない場合もあります。このようにインデックスがされていないと、コンテンツが存在しないと認識される可能性もあるのです。

記事を公開したら、必ずGoogleに知らせるようにしましょう。知らせるためにはGoogleサーチコンソールでURLの登録という作業をすればOKです。

価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)

コンテンツの量が不十分だと、Googleに言われてしまった場合は、単純にコンテンツが不足していると言うように認識しましょう。この場合改善を図るポイントは2つあり、ひとつが単純に1記事のボリューム、ふたつめが記事の量です。どちらも重要なポイントで、要はボリュームのある記事が複数必要だということです。

記事作りで大切なこと
  • 誰に対して、どんなメリットがある記事なのかハッキリしていること
  • 独自の視点でオリジナリティあふれる記事になっていること
  • 端的で誰が見てもわかりやすい記事になっていること

まとめ

Google AdSenseの審査に通過するためには、最低限どんなことが必要なのか確認してください。ひとつひとつ自身のWEBサイトに実装されているのか注意しましょう。すべての要素が拡充されたのち、記事を作成していきましょう。
必要な要素がない場合は、どんなに良い記事を書いたとしても、審査に通過することはありません。記事については、充実したコンテンツになっているかよく確認しましょう。

競合サイトの記事と内容がかぶっていないか、オリジナルな記事になっているのかなど、考えて書くことが必要です。またそれだけではなく、複数の良質なコンテンツが必要なので、必ず何記事かは書きましょう。

基本的にGoogleアドセンスは、お客様の広告を、いろんなサイトに表示させるというサービスです。広告の出稿先は良質な媒体であると考えているでしょうから、ブログ制作者もこのような視点を持つのが良いでしょう。

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