- 休みの日に仕事のことを考えてしまう
- 休みの日に仕事をしてしまう
- 休みを充実させたいのに、仕事が頭から離れない
平日の仕事が終わらずに、週末・土日に仕事をしてしまうという人は、今すぐ改善策を考えましょう。
無理に休みの日に仕事をしてしまうと、疲れが取れずに次の週も良いスタートを切ることはできません。
では、なぜ土日、休みの日に仕事のことを考えてしまうのか?
シンプルな答えですが、休みの日に仕事してしまうのは心配だからです。
納期までに、終わらなかったらどうしよう。という考えがあり、すこしでも進めようという気持ちになってしまうのです。
結論:休みの日に仕事のことを考えてしまうのは心配だから
シンプルに答えは出ていて、心配だから考えてしまうのです。
この記事を見ている人は、休みの日に仕事のことを考えてしまう状況からの脱却をしたいはずです。
そのためには、”どうやったら心配しないのか”を考えて、その状態に持っていくためにアクションする必要があります。
基本的に要因は2つあると思います。
- 自身の問題(マインド、心配性)
- 仕事の進捗具合(納期)が不透明
問題1:性格が災いして休みに仕事のことを考えてしまう
「果たしてこのペースで仕事を進めて納期までに終わるのか」と心配してしまうと、休みの日に仕事のことを考えてしまうでしょう。
心配性の人は、仕事が終わらない可能性を想像してしまう可能性があります。少しでも終わらないリスクを減らすために、土日(休みの日)に作業するか…となるわけです。
その他、完璧主義の人も注意が必要です。「今の進捗状況は完璧だろうか」と考えてしまうケースです。求められている点数は80点で、現状98点の完成度なのにも関わらず、100点にしないと..という強迫観念を抱いている可能性があります。
休みの日に仕事を考えてしまう、と悩んでいるのであれば、一旦自身の進捗状況や完成度を、客観的に見てみる必要があるでしょう。
成果物を出すときは覚悟を決める
資料作成の依頼があった場合は、提出するときに覚悟が必要です。この覚悟がないと泥沼にはまっていきます。完璧主義の人はその点を注意してください。
この資料は果たして本当に完璧なのだろうか。抜け漏れがあって厳しい指摘を受ける可能性はないだろうか。こういった不安を抱えることで土日も仕事のことを考えてしまうわけです。
指摘が怖い場合も一旦マインドを変えるのが良いでしょう。上司からのフィードバックによって成果物がブラッシュアップされる。
自分が足りなかったところというのが分かる。そして、成長ができるみたいな考え方をすると良いでしょう。
まずは勇気を持って提出物を出してみましょう。
チェックリストの活用で不安を解消する
現時点でどんなタスクがあるのか、チェックリストを用意しておくことが重要です。タスクが完了したら、そのチェックリストを埋めていく。これをすることで、抜け漏れは確認できるはずです。
チェックリストを予め用意しておくことで「これをやればOK」というような、余裕をもつことができます。やるべきタスクを書き出していないと漠然とした不安が休みの日に残ります。
問題2:仕事の内容が重すぎて見通しが立たない
たくさんの仕事を抱えていると、「納期までに終わるのか」と不安を感じてしまうケースがあります。その原因は、工数見積もりが不透明であるからです。
現状どのようなタスクが残っているのか。それを完了させるためにはどれぐらいの時間がかかるのか。あらかじめそれらを見積もっておくことで、多少なりとも安心感を得られるでしょう。
工数見積りのテクニック
前提、基本的に口数の見積もりというのは、経験を積み重ねるうちに上手くなっていきます。当初の見積もりと実際の結果の差を振り返る。これを何回も繰り返していくと、勘が鋭くなっていくのです。
経験が浅いとの見積もりの勘は、なかなかうまく働きません。大規模なタスクになればなるほど、見積もりは難しくなっていきます。
このような場合は、タスクを細分化して一つずつにかかる時間を算出するというのは重要です。
まずは、ざっくりと仕事のフェーズを分けてます。フェーズ1:要件定義、フェーズ2:開発、フェーズ3:テスト~~みたいな感じで洗い出してみます。
次に各フェーズ、必要なタスクを洗い出します。課題解決のための解決策を調べる、プレゼン資料を作る、みたいな感じです。
さらには、プレゼン資料の導入部分(1~3ページ)を終わらす。みたいな感じでタスクを区切ります。おすすめは15分~30分単位で終わるぐらいに区切ることです。
ここまで細かく切れば、見積もりがずれる可能性は低くなるでしょう。また細かく区切ることで隙間時間にちょっとずつ進めることができます。
後は細かく区切ったタスクにかかる時間を合算することで、全体の工数を出せば大丈夫です。顧客のフィードバック具合や、開発のテストの結果など、場合によって工数が変更となる場合もありますので、そこらへんは注意が必要です。工数が伸びる場合は、見栄をはらず報告するなど徹底しておきましょう。
このように工数を徹底的に管理するということが、休みの日に仕事を考えないための対策になるわけです。
休みの日に仕事のことを考えないようにするコツ
休みの日に仕事を考えないためには、「忘れるためのアクション」が何かを考えて実行することが大切です。
何か「没頭できること」を探す。これが大切です。別のことに没頭して、思考を仕事から切り離しましょう。
以下で詳細を解説しますが、基本的には仕事の保険をかけつつも、別のことに没頭して思考を切り離すということが大切です。
①覚悟を決めて忘れる
この記事の上部でも解説をしていますが、覚悟を持つということが重要です。
「平日の限られた時間で出せるパフォーマンスで働く」という覚悟を決めることによって、少しは気持ちが楽になるでしょう。
このクオリティで本当に良いのだろうかという不安もあるかもしれませんが、土日に休みたいのであれば正直に休んでも良いでしょう。
②不安になっているポイントを書き出す
自分は一体何に不安を感じているのか、紙に書き出すのもひとつの手です。不安要素を洗い出すことによって、気持ちが楽になるケースもあります。紙はA4がおすすめです。
不安な要素を洗い出しして、それを来週の平日でどのように対応するのかという点を決定しておけば、ある程度気持ちが楽になるでしょう。
③会社に関係する道具は自宅に持ち込まない・近くにおかない
会社の PC を自宅に持ち帰ったり、連絡用のスマートフォンを持ち帰ったりすると、休みの日でもそれを見てしまう可能性があります。そこから、仕事に関する不安が想起されてしまうのです。
休みの日に仕事を忘れたいという人は、これらの道具を目のつかない場所に置いておくのが良いでしょう。そもそも会社から自宅に持ち帰らないということで、「休みの日は仕事のことを考えない!」と覚悟を決めるのもひとつの手です。
④運動に取り組んで早めに就寝する
休みの日に仕事のことが気になって仕方がないという人は、運動を取り入れてみるのも良いでしょう。
運動をしている瞬間は、「体力が消費されてきついなあ」というところに意識が向き、仕事のこと考えごとは一瞬クリアになるので楽になります。
疲れてすぐに寝てしまうことで、会社の仕事のことを忘れて、リフレッシュすることができます。疲れてぐっすり寝た翌日は、目覚めが結構よいです。
⑤外出する予定などを入れて忘れる
外出の予定を入れることで、仕事を忘れてリフレッシュできます。おすすめは、散歩で新しい場所に行くことです。新しいものに意識が向くので、仕事のことも頭から離れます。
ひとつの場所でぼーっとするのも人によってはアリなのかもしれませんが、それだと仕事のことを考えてしまうケースがあるので、「動く+新しいものに触れる」という組み合わせが有効かと思います。
まとめ
仕事のことを考えてしまう原因は以下の2つに細分化できます。
- 自分の性格が起因して考えてしまう
- 仕事の見通しが不透明で考えてしまう
心配性で仕事のことを考えてしまうという場合は覚悟を決めるというところが重要です平日の決められた時間でパフォーマンスできるクオリティで提出するという覚悟を決めましょう。
その他仕事のことを考えてしまう要因としては仕事の見通しが不透明というところにあります
今の進捗状況が不安だという場合は、まずプロジェクトの必要なタスクを洗い出して、どれぐらいのリソースが必要になるのかというのを確認しておきましょう。
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