スプレッドシートの値のみ貼り付けをする方法｜ショートカットも解説！

「値のみ貼り付け」は、エクセルだけではなく、スプレッドシートシートでもできます。

スプレッドシートでの正式な読み方は、「値のみ貼り付け」です。

値のみ貼り付けとは？

値のみ貼り付けとは、コピー＆ペーストの一種です。
値のみ貼り付けは、関数を引き継がず、結果の値だけをコピー貼り付けできます。

一般的に、セルをコピー（CTRL＋c）して、貼り付ける（CTRL＋v）すると、コピー元に入力されているものが出力されます。しかし、コピー元に数式（関数）や書式があると、それらを引き継いでしまうのです。

そこで、活用できるのが値貼り付けです。これをすれば、関数は引き継ぎません。

値のみ貼り付けのショートカットは、【CTRL＋SHIFT＋v】です。

値のみ貼り付けをするとこんな感じ！

左上のセルをコピーして、通常の貼り付け（CTRL+v)をすると、同じように表示されます。

値貼り付けをすると、右下のように、値のみが貼り付けられます。罫線や塗りつぶし、書式や数字の表記は引き継がれません。

日付の部分、これは日付で表示する形式になっていましたが、値のみ貼り付けをすると、単なる文字列になります。

ちなみに、右クリックから、特殊貼り付け→値のみ貼り付けを選択すれば、ショートカットでなくても値のみ貼り付けが使えます。範囲選択をしてコピー貼り付けしたい場合は、左上が起点となります。

値のみ貼り付けはこんなときに使う！

値のみ貼り付けは、単に算出した数値を貼り付けたいときに使います。

書式や装飾が引き継がれるのが嫌な場合は、値のみ貼り付けを使いましょう。

そのほか、「関数が埋め込まれている範囲をコピーして、そのまま同じ場所をで値のみ貼り付け」というのはよく使います。

たくさんのセルに関数を入れていると、スプレッドシートが重くなるので、値貼り付けで確定をするという目的で使用するわけです。

スプシが重いなら、値貼り付けを検討
例えば、数万～レベルのデータを扱うスプシは注意が必要。
関数が大量に埋め込まれていると、すぐ固まったりします。
そのため、一定の時点で関数を値貼り付けするなど検討するのがよいもです。

まとめ

今回は、スプレッドシートの値のみ貼り付けについて解説しました。まとめると、以下のポイントが重要になります。

値貼り付けは、なにかと仕事で使いますから仕組みをきちんと覚えておくとよいでしょう。

その他スプレッドシートには特殊な貼り付け方法というのがあります。以下の記事で特殊な貼り付け方法についても解説していますので、仕事でスプレッドシートをよく使うという方はぜひ参考にしてみてください。