Googleスプレッドシートの数式や関数の使い方は?意味や基本を解説

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Googleスプレッドシートを使うのは初めてで、関数の使い方が全然わからない…そんな経験、ありませんか?実は、基本さえ押さえれば関数はとても便利なツールなんです。

このガイドでは、Googleスプレッドシートの関数の基本的な使い方と定義を解説していきます。
難しく感じるかもしれませんが、一歩ずつ学んでいけば大丈夫です。

一緒に基礎をしっかりと身につけて、スプレッドシートをもっと活用できるようにしましょう!

関数さえ使えるようになってしまえば、仕事の幅が広がって周りの評価も「お!」となりますよ。少なくとも全く仕事ができない。と言う状態から脱却できると思います(なんらかの需要があります)

このページでは、「スプレッドシートを使えない→使える」にする、0→1ができるようになる。そんな第一歩を踏み出せるような、記事になればと思いまとめていきます~。

目次

スプレッドシートの関数とは?

Googleスプレッドシートの関数は、データを簡単に計算したり整理したりするための便利なツールです。

関数を使えば、複雑な計算やデータの操作が簡単にできるようになります。

数値の計算やデータの整理、特定の条件に基づいた情報の抽出など、さまざまな操作を簡単に行うことができます。

関数の意味と定義

関数とは、特定の操作を自動で行う「計算式」のようなものです。

例えば、セルの数値を合計したり、条件に合うデータを探したりすることができます。関数は「=」から始まり、関数名と括弧の中に対象とするセルや値を入れます。例:=SUM(A1:A4)みたいに記載します。

(ん!?=SUM(A1:A4)????)。と、謎の文字列が出てきて???と感じるかもですが、記事の下部でひとつずつ解説しますね。

関数を使う利点
  • データ処理の自動化
  • 計算の正確性向上
  • 時間の節約
  • 複雑な分析の実現

関数には上記のようなさまざまなメリットがあるので、覚えておいて損はないです。何時間もかかっていた作業が、ほんの数分で終わるなんてこともありますよ。それほど、関数を使えると使えないとでは、かなりの差が生まれることも・・・。

文章で記載してあっても、慣れていないと「なんのこっちゃ」と感じる人もいるかもしれません。
以下で画像を用いて、ひとつずつ仕組みを解説していきますね。

と、その前に・・・。

関数をマスターする前には、まずは数式の基本からおさらいする必要があるので、ステップを踏んで解説しますね。

【関数の前に】スプレッドシートの数式を理解しよう!

まずは、関数の前に、数式の使い方を把握しておく必要があります分かっている人もいるかもですが、すこしお付き合いください。

簡単な例を見てみましょう。スプレッドシートのセルに「=1+1」みたいに=と数字の足し算をしてみてください。
数字と+は半角数字で入力してくださいね。これだけで計算ができて、「2」という結果が表示されます。
関数を使うと、このような簡単な計算から複雑な操作まで、いろいろなことができます。

1+1だとすぐに浮かぶのでありがたみを感じづらいかもしれませんが、例えば69+32だとすれば上記のような感じ。
こういう場合は、関数で計算すると暗算よりもかんたんかもしれません。

操作については、まずはセルでエンターを押す。→セルがアクティブになる。
=と入力したのちに、数式を入力する。=69+32と入力する感じになりますね。

数式を入力してエンターを押すと、その数式の結果がセルに表示されます。


なお、上のFXと記載されている記載されている部分には関数が表示されます。セルにカーソルを合わせた際に、関数が入っている場合はこちらに表示されますよ。

ちなみにこの関数(数式)が表示されているバーは、数式バーと言います。

前述では、セル内で入力すると記載をしましたが、この数式バーに直接関数を入力する場合でもよいですね。その際は、関数を入れたいセルのところにカーソルを置いておいた状態で入力してください。数式バーに入力をし始めると、セル内でも同期して表示されますよ。

ちなみにメニューバーにあるΣ(シグマ)のマークを押すことで数式を挿入することも可能です。そこには、いくつかの関数が用意されているので、そこから入力ができますよ。

関数の種類はたくさんあるので、この記事では割愛します。ほかの記事で詳しく解説できればと思います。

まとめると、

セルで入力するか、数式バーに入力するか、Σボタンで入力をするかという感じで関数を入れられます。

スプレッドシートの数式の基本構造

スプレッドシートで計算をするとき、最初は簡単な足し算や引き算などかんたんなものから始めると理解しやすいです。

いわゆる、四則演算(しそくえんざん)というやつですね。(足し算・引き算・掛け算・割り算ですね。)

でも、もっと複雑な計算をしたいときもあると思います。この際「関数」が大活躍しますよ。関数を使えば、たくさんの数字を一度に計算したり、特別な計算をしたりできます。

ただ、その前にスプレッドシートでの数式の記載方法をマスターしておくことが大切です。どうやって、数式を記載するのか?

まずは基本の部分ですが、以下のポイントを覚えておきましょう。

スプレッドシートでは、計算式は必ず「=」(イコール)から始めます。

ひとつ前の見出しでも解説している感じで=数字+数字みたいに入力すると答えて出ていますね。

  • 足し算:=数字 + 数字
  • 引き算:=数字 - 数字
  • 掛け算:=数字 * 数字
  • 割り算:=数字 / 数字

こんな感じで計算式を入力しますね。


掛け算は→*
割り算は→/
を使うので注意。×とか÷では表記しないですね。

数字や計算に使う記号、演算子は半角で入力してくださいね。関数は文章を使ったものもありますが、数字の計算は半角です!

これでまずは電卓みたいに計算することができましたね。
では、次にスプレッドシート(表計算ソフト)ならではのセル参照について解説しますね。

【関数の前に】セル参照という仕組みを把握しよう

前の見出しでは、スプレッドシートの数式について解説しましたが、その際は数字をそのまま入れていました。
実はこれは、数字を直接記載するよりも、セルを参照して計算をするのが一般的です。

どういうことかというと、『ここのセルとここのセルを足してくれ!」という感じでセルを指定するわけですね。
そのためにはまずセルの概念を理解しておきましょう。

前提:スプレッドシートのセルって何?

Googleスプレッドシートは、Microsoftのエクセルと同じような「表計算ソフト」ですが、表計算ソフトのこのひとつひとつのマス目のことを「セル」っていいます。

そして、この「縦と横」の一体のことを、「列と行」といいます。これ結構重要です。逆にならないように覚えておきましょう。

縦一帯→列。
横一帯→行。

行は、1、2、3、4と、数字で表されますね。
仕事上でコミュニケーションをする際は、「1行目を色付けておいて~」とか「3行目はいらないから削除しといて~」みたいに言ったりしますね。

列は、A、B、C、Dと、アルファベットで表示されますね。
同様に、「A列に対象データを並べておいて~」とか「Z列に備考を入力しておいて」みたいに言ったりしますね。

セルの記載方法

セルは、列と行が交差しますので、その2つを使って表現します。列行という順で表示します。
例)「A1」「B2」

おちゃ

「なんかCの3行目のデータが変だな、関数を確認しといて。」
みたいな感じで仕事とかでやり取りありますな。

さてこれで、セルの表現について分かってきたと思います。そうです!このA1とかB2とかの表記を使って計算するのが数式のセル参照っていいます。さっそく、セル参照をつかって数式計算をしてみましょう。

実際にセル参照を使って、計算をしてみよう【実践】

B列にこんな感じで数字が入っている。それらを足したい場合は、そのセルを指す表記で足していきましょう。
今回は、B4とB5とB6に数字が入っていますので、それらを=と+で足していきましょう。

ちなみにセルの指定は、直接記入しなくてもカーソル移動で選択できますよ。
セル内で=を押した後に、引数としたいセルをクリックすることもできます。または、方向キーで指定することができます。(方向キーの場合は、出力するセルを起点としてカーソルがでてきます。

確定したら数値が出てきました。10+23+8で41と合計が出てきましたね。このようにセルを参照して計算するのが表計算ソフトの特徴です。

なんでセル参照なんてして計算をするの?

このセル参照をすることのメリットは、「計算するのに再度数値を入力しなくてもよい」「中身の数字が変わっても、対応ができる」よいう点が挙げられるなと思います。
例えば、以下に各教科のテストの点数があるとします。これをひとつずつ足すのもひとつの手ですが、いちいち数値を入力するがなんだか面倒くさいですよね。

既に数値が入っているのだから、その数値をもとに計算するのが早いです。最初は慣れないかもしれませんが、慣れると早いです。数値の打ち間違えもないですし、セルを指定すれば勝手に計算をしてくれますから。

「中身の数値が変わっても計算してくれる」というのは、例えば、「数学の点数が間違っていた、10点じゃなくて、12点だった」みたいなことが発覚して、10の箇所を12に変更したとします。
すると、既に合計点を出力しているセルは、自動で計算をしているので、参照元の値に合わせて合計も2点増えるわけですね。

関数が入ったまま、シートを使い回すのが効率的!
例えば、仕事で毎月の売上を集計するみたいな業務があるとします。毎回同じような計算です。シートは関数実装済み。
このような場合はイチから表計算をするのでなく、前月のシートをコピーして、数値の中身だけ変えるのがおススメです。
要は関数が入っていて自動で集計してくれるので、いちから体制を作る必要もないです。

おちゃ

ふぅ、お疲れ様です。
数式とセル参照については、ここまで。
これだけでも、使えれば便利ですよね。
ここからは関数です。もっと便利になりますよ~

スプレッドシートの関数と引数について

やっと、関数の説明に入ります(笑)

まずは、「関数」と「引数」について説明する必要がありますね。

スプレッドシートの関数は、特定の処理を指示する数式です。
さっきの四則演算よりも複雑なことができます。
それに対して、引数とは、関数に与える情報や値のことです。
これらの情報は、関数が特定の計算や操作を実行するために必要です。

例えば、スプレッドシートの関数とは、こんな感じに記載します。

SUM関数の場合: =SUM(A1, A2, A3)

このSUMというのが関数です。
A1, A2, A3がそれぞれ引数です。つまり、=関数(引数)という感じで記載します。

このSUMというのは「合算しろ」っていう処理です。
引数と関数の関係を言葉で表すなら、(引数)のなかの数字を(関数)しろ!という感じです。

例えるなら、関数は呪文みたいなもので、たくさん種類があります。引数はその呪文の対象になる数字や文字ですね。
なので、今回数学~社会までの数字を合算しろ!という呪文を唱えたことになりますね。

引数の基本
  1. 引数は関数の括弧()の中に入れます。
  2. 複数の引数はカンマ(,)で区切ります。
  3. 引数には数値、セル参照、テキストなどを使えます。
  4. 関数は大文字小文字を区別しません
  5. セル範囲は「:」(コロン)でつなぎます

SUMを使った、セル範囲指定をした合算

ひとつの上の見出し内で記載してある「セル範囲は「:」(コロン)でつなぎます」というのが謎。と感じた人もいるでしょう。
どういうことなのか、詳しく解説していきますね。

さっき、上の見出しで「SUMは”合算しろ!”という呪文だ」と言いましたが、同じSUM関数を使ってやってみましょう。

例えば、美容院の毎日の売上を集計したいという場合・・・。

これはさすがに行がありすぎて、ひとつずつB4+B5+B6+・・・と足していくのはシンドいですよね。
このような場合はセルの範囲指定をして、一括で合算(SUM)しちゃいましょう。

今回は、B4からB33までを集計したいので、(B4:B33)というように記載をしました。これでこの範囲が合算されます。

セルの範囲指定は、縦一括、横一括ができます。あとは長方形正方形での範囲指定ができます。
縦の場合はアルファベットを揃える事。横の場合は、行の数字を揃えること。

長方形とか正方形みたいな範囲で指定したい場合は、左上を起点として、右下を終点とした感じでセルを記載しましょう。

このように、一括で合算できますので、便利ですよね。

いろいろな関数をマスターしよう

今回は関数の基本的なところを解説しました。関数はSUMを使って事例を紹介しましたが、まだまだたくさんあります。
いろいろな関数をマスターすれば、仕事の幅が広がります(広がるだけでなく時短に繋がります!)
ほかにも関数に関する解説記事を記載していこうとおもいますので、ぜひチェックしてみてださい~!

まとめ

さて、ここまでスプレッドシートの関数について学んできました。関数は、複雑な計算を簡単に行える便利な道具です。

例えば、SUM関数を使えば、たくさんの数字を一瞬で足し合わせることができます。30日分の売上も、=SUM(B1:B30)とたった一行で合計できるのですから、驚きですね。

関数は他にもたくさんあります。AVERAGEで平均を出したり、COUNTで数を数えたり、IFで条件分岐をしたりと、できることは盛りだくさんです。

関数を使いこなせるようになると、スプレッドシートの操作がぐっと楽しくなります。難しそうに見えても、少しずつ練習すれば、きっと皆さんも関数マスターになれるはずです。

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